人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日頃の日記を~


by o-ka-yu
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

マリア・カラス

ボローニャに行って少しカラスについて??だったので調べてみた

53年9ヶ月と12日の生涯-----2003年生誕80年
マリア・カラス
Maria Callas   【20世紀最高のオペラ歌手】
(1923.12.04~1977.09.16)
パリのアパートで死去/心臓麻痺?--- 射手座

ニューヨークで生まれる。本名はマリア・アンナ・セシリア・ソフィア・カロゲロプーロス。彼女の両親は、同年8年にロング・アイランドにやってきたギリシャ系の移民。

1932年9歳、マリアはピアノを習い始める。後半カラスは、奏者をつけずに自分でピアノにむかい、すべての役を練習することができたという。13歳でギリシアに帰国。

1938年15歳、マリアはアテネの国立音楽学校(アテネ音楽院)に入学する。本来なら16歳から入学が許可されるところ、マリアは特別に進学できた。1938年オペラの初舞台を踏む。アテネ,フィレンツェなどで活躍後、1950年《アイーダ》でミラノのスカラ座にデビュー。以後、ケルビーニの《メディア》、ドニゼッティの《ルチア》、ベリーニの《夢遊病の女》《ノルマ》など18世紀末から19世紀前半にかけてのイタリア・オペラで名演を繰り広げ,その再評価に貢献。一方、ベルディ作品や《カルメン》にドラマティックな名唱を披露した。中でもビスコンティ演出による舞台は名高く、テバルディと人気を分け合う。

1949年26歳、4月21日、ジョヴァンニ・バッティスタ・メネギーニと結婚。

1959年36歳、この時期、カラスは仕事の数を減らしていた。夫のメネギーニとともに、アリストテレス・オナシスの「クリスティーナ」号に乗り込み、航海にでる。
カラスたちのほか、オナシス夫妻やチャーチル一家、グレタ・ガルボらが航海のメンバーだった。航海が終わるとカラスは夫のメネギーニと離婚し、アリストテレス・オナシスと新生活を始める。報道陣は、この話に飛びついた!

1965年42歳5月、パリで、「ノルマ」の舞台に五回立つ。カラスは疲れていたが、公演をとりやめようとはしなかった。5月29日、第三幕を終えたところで、カラスは意識を失い、第四幕はキャンセルされた。7月、コヴェント・ガーデンで、「トスカ」の舞台に五回立つ予定だったが、主治医に止められ、オペラの舞台に立つのは、これが最後となった。

数年の間に、カラスから次第に遠のいていたオナシスは、1968年にジャクリーヌ・ケネディーと結婚する。

晩年までの12年間、カラスはアリア・リサイタル集のレコードを二枚録音し、パゾリーニ監督の映画「女王メデア」にオペラとは無関係に出演した。

1976年53歳4月11日、パリのシャンゼリゼ劇場で小さなコンサートを開き、カラスは人前に最後の姿をみせた。
母との確執、かのジャクリーヌ・ケネディとギリシャの海運王オナシスを取り合った、ダイエットで100キロ近い体重を60キロに落としたなど話題に満ちていた。

「偉大にして醜悪」(カラスの助言者だった指揮者セラフィ)

彼女の歌唱を19世紀的な負の美学の中に位置づけ「黒いロマン主義」と呼んだ人もいる。「マリア・カラスは『苦悩』の声、『残忍さ』の声、『夜』の声、何か『奥深いもの』のための声、ということはすなわち、『魂の状態』の表現にふさわしい声を持っていた」(エリゲン・ケスティグ)

カラスの歌手人生は異様に短かった。声に問題を抱えずに歌えたのは12~3年。最盛期は1951/52年~1954/55年のシーズン。「彼女は自分の声をいたわらず、手入れをせず、管理せず」若い頃から「歌手殺し」と呼ばれる役を歌いすぎた。

2003年生誕80年に当たり、今年は日本でも映画『永遠のマリア・カラス』が人気を呼び、記念CDが続々と企画されている。
「マリア・カラスは、心臓麻痺で亡くなったと考えるのが一番現実的であると思いますが、たまさんもご存知の通り諸説紛々としております。フランコ・ゼフィレッリ監督 (FRANCO ZEFFIRELLI)は、映画 『CALLAS FOREVER』で、彼女は、財産目当てでヴァッソ・デヴィッチ(VASSO DEVETZI)という女性ピアニストに毒殺されたとの説を展開しておりますし、公式ホームページでは『不明』としか発表しておりません。検死のカルテが公開されない限り、この状態は続くのでしょうね」(1)。

歌に生き、恋いに生きた、20世紀最高のソプラノ
by o-ka-yu | 2008-01-22 21:38 | イタリア